こんにちは、善照寺住職のへんも(@henmority)です。
2016年末の除夜の鐘、そして年が明けての修正会(しゅしょうえ)にもたくさんの方がお参りくださいました。
行事の報告、ならびに新年のご挨拶を申し上げます。
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2016年除夜の鐘
108回の梵鐘を撞く除夜の鐘。 善照寺では大晦日の22時48分40秒よりスタート。
世間では除夜の鐘を中止せざるを得ないお寺も増えていると報道されていますが、幸いにも善照寺では今のところ苦情等頂いておりませんので恒例行事として続けさせていただいております。
最初の1打目は住職が撞きますが、その後は参詣者の皆様に順番に撞いて頂きます。
最近では便利なiPadアプリがありまして、鐘を打つ間隔と打数を指定しておくと画面に撞くタイミングと残りの打数が表示されます。
▼1年に1回だけ使うアプリ。
ジョヤタイマーもセット完了! pic.twitter.com/nxSGPwegYx
— 三原貴嗣〔へんも〕 (@henmority) 2016年12月31日
普段は寝ている遅い時間ですが、近所のこどもたちもがんばって鐘を撞いてくれました!
▼今はこの子たちが我先にと取りあって撞いてくれるからほったらかしでも大丈夫だけど、大きくなって飽きてきたら心配・・・笑
▼今年は気温も高く天気も良かったので、参詣頂いた皆様も過ごしやすかったようですね。
2017年修正会(しゅしょうえ)
鐘を撞き終えたあとはみんなで本堂に入ってお勤めの時間。
新年最初の法要、修正会(しゅしょうえ)として「正信偈」を一緒に読み、その後少しだけ法話をいたしました。
▼鐘を撞いてる時にはもうちょっと人がいたのに、お勤めになると帰ってしまう方がいるのでそこをなんとか興味を持ってもらえるようにしたいところ。
ゲストパフォーマンス
▼この日は日本を代表するアサラトプレイヤーMENDER氏が遊びに来てくれていたので、法話のあと即興のアサラト演奏をしていただきました。(参考:アサラトとは?とっしゃんのおもロジカル)
新春ゲーム大会
法要が終わったら、毎年恒例で行っている「空気を読んで景品を持って帰ろうゲーム大会」!
いつも何か新しいゲームを考えていましたが、今年は原点に戻ってビンゴゲームをチョイス。
▼プロジェクターとiPadがあれば、ホワイトボードにもなるしプレゼンもできるし、できることの幅が広がりますね。
少しでもこどもたちのいい思い出として残ってくれたらなぁと思います。
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法要後にセッションをしてみた。
さてさて修正会が終わり参詣の皆さんが帰った後、英語びよりというサイトも運営し、言語の音声学に造詣の深いヨッセンスのヨスさんと、アサラトプレイヤーMENDER氏と3人で対談。
夜中の2時を過ぎていたのもあり、深夜テンションの変なパワーとともに声明の旋律や譜の話などで盛り上がっていくうちに、お勤めがとても音楽的だという話題になりました。
それなら楽器とセッションしてみようかということで、ヨスさんに協力していただきセッション動画を撮ってみました。
アサラト+正信偈
▼アサラトと正信偈。一定の拍をもったお勤めだと打楽器と合わせることもできますね。
口琴+讃仏偈
▼こちらはビヨヨヨヨ〜ンという音がでる「口琴」でビートを刻みながら、それにあわせて讃仏偈を読んでみました。
ウクレレ+アサラト
こちらはほとんど打ち合わせもなく、なんとなく一発撮りしたのでちょっとさぐりさぐり感ありますが・・・
▼次回はよりいい動画を撮りたいです。
まじめな法要などで行うわけにはいきませんが、何かしら新しく「伝える」表現の1つとしては作り上げていけそうな気配がしますね。
2017年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
発想力と行動力。
これを大事にして、僧侶として、パフォーマーとして、ブロガーとして、2017年もさらなる進化を遂げたいと思っています。
このブログを読んで頂いている皆様にとっても充実し、学びの多い1年となりますように。
どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。
▼今年の年賀状のデザイン。酉の制作:善照寺ブラザーズのおかん sora*woolhttps://minne.com/sorawool