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2016年春季永代経。難しい話をやさしくするのは難しい。

こんにちは、善照寺住職です。

2016年4月25日、春の永代経をつとめました。

今日は気温も高く非常に過ごしやすい1日でしたね。

心地よい季候の中、たくさんの方にお参りいただくことができました。

2016年春季永代経

檀那寺のご住職を導師に迎え、午前10時から阿弥陀経をお勤めさせて頂きました。

▼のどの痛みがとれず、あまり大きな声がでませんでしたがなんとか勤めることができました。

お勤めのあと、お寺での産後リカバリーヨガ教室や姿勢改善ヨガなど現在お寺で開催している活動の経過報告や5月29日にある仏教講演会のご案内などをさせていただきました。

案内の記事を読んで、今回初めてお寺に参って頂いた方もいらっしゃいました。

お寺に来て頂きたいと思って広報していることに対してこのように反応してくださる方がいらっしゃると、こちらも非常にやりがいを感じます。

布教は副住職

住職・副住職ともに布教もちゃんと出来るようになろうと思い、ここ2年間本山布教使の資格をとるカリキュラムを受けておりました。

2人ともなんとか講習期間は終わったものの、まだまだ実践経験が少なく実力不足。

パフォーマンスなどで人前にでること自体に慣れはあるのですが、仏教の話で1時間半ほどするとなると話し方・内容・振る舞い・勉強量が足りません。

しかし何事も足りないからといって実践しないことが一番上達の妨げになります。なるべく実践の機会を作ろうということで今回の永代経の布教は副住職・三原俊亮が担当しました。

▼震災に関連して真宗の教えとボランティアを考えるという内容。

歎異抄などから出典が多く少し難しい話になりましたが、努力は伝わったようです。

作家の井上ひさし氏の名言に

「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」

というのがありますが、難しい仏教の内容を体感としてわかるような内容としてお話するというのは非常に難しいことですね。

第1回目ということで、今後の成長を期待して見守っていただけると嬉しいことです。

何回写真撮っても目が半開きに。写真撮られるの下手すぎ!
写真を撮り忘れましたが、お昼のお斎には山とものうどんを用意致しました。

ノビ感のある細麺でやっぱりおいしいですね。

まとめ

なかなかお寺の法座に足を運ぶというのは気が重いことですよね。

仕事もあるし、何かと用事もあるし。

それでも何か学びのある時間になると思いますので、ご都合のつく時にはぜひお参り頂ければと思うことでございます。

次回は8月10日に夏のお盆の法要を勤めます。布教の先生は未定です。

また時期が来ましたらご案内致しますので、ぜひお参り頂けることをお待ちしております。