こんにちは、善照寺住職の三原貴嗣(@henmority)です。
通夜・葬儀の日程が決まったら出席いただく方々に連絡をしなければいけません。
しかし、通夜・葬儀の前は家族はさまざまな応対で冷静さを欠いていることも多く、情報の抜けや連絡の行き違いが多発します。
特に近年では葬祭会館の数がとても増えていますので、会場や時間を伝え間違えると大きな混乱を招いてしまいます。
通夜・葬儀は最後のお別れの時間です。
落ち着いてみんなが参れるように、また会葬者に失礼がないようにきちんと連絡したいものですね。
この記事では通夜・葬儀の連絡を確実にするために確認すべき事をまとめ、連絡に使えるテンプレートを用意しました。
通夜・葬儀の連絡
通夜・葬儀の連絡で伝えるべき内容
通夜・葬儀の連絡は情報に抜けがないように気をつけましょう。
- 故人の名前
- 死亡年月日
- 享年
- 通夜・葬儀の日時
- 会場
- 会場住所
- 会場連絡先
- 喪主
- 喪主連絡先
都会ではほとんどないと思いますが、通夜までは自宅でおこなって葬儀から会館に移動するというようなケースもあります。
日時・場所はきちんと明記しておきましょう。
また、香典・供物・供花を辞退する時ははっきり伝えておきましょう。
通夜・葬儀の連絡テンプレート
通夜・葬儀の連絡をする時は情報に抜けがあってはいけません。
電話連絡が一般的ですが会館の場所や連絡先等もテキストデータがあった方がわかりやすいです。
受信者が利用できるならメールやLINEなどの利用も併用してもよいでしょう。
以下のテンプレートをコピーして必要な情報を入力し、LINEやメールで送付しましょう。
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訃報
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故 (故人氏名) 義 (命日) 月 日 享年 歳
にて往生いたしました
皆様に謹んでお知らせ申しあげます。
葬儀は下記日程にて執り行います。
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【通夜・葬儀の日程】
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通夜: 月 日 ( 曜日) 時 〜 時
葬儀: 月 日 ( 曜日) 時 〜 時
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【通夜・葬儀会場】
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会場名 :( )会館
会場住所:
会場電話:
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【喪主】
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喪主:(喪主氏名)(続柄)
自宅住所:
連絡先:
※香典・供物・供花を辞退する時はその旨も記載しておきましょう。
電話連絡をする時もプリントアウトして、情報を確認しながら間違いのないように伝えましょう。
通夜・葬儀の連絡をする場合、会葬していただきたい方全員に個別案内をすることはとても難しいです。
それぞれの団体やグループの代表者に連絡をして、そこから情報を伝えてもらうとよいでしょう。
特に参っていただきたい方がおられるなら、お名前をあげて連絡をたのむか直接ご案内するようにしましょう。
弔辞を依頼するならこのタイミングで
社会的に重要な立場にあった方が亡くなった場合、弔辞を会葬者の代表の方に読み上げていただくことがあります。
弔辞を依頼するなら通夜・葬儀の日程を案内するタイミングでお願いをしましょう。
弔辞をお願いをする相手は、故人と親しかった友人や会社・業界の方を選ぶことが多いです。
1〜2名ほどを選んでお願いしましょう。
弔辞を読む方にも準備が必要ですので、お願いをする場合早めにお伝えして準備していただきましょう。
弔辞はあまり長すぎても葬儀・告別式のスケジュールを圧迫してしまいます。
3〜5分程度になるようお伝えしておきましょう。