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病院からの遺体搬送で知っておくべきこと。葬祭業者の見積もりはしっかり確認!!

病院で家族が亡くなった時にすることの手順と流れに書いた手続きが終わると遺体を搬送することになります。

一般的には遺体搬送から通夜・葬儀・初七日法要までが葬祭業者にお願いする仕事です。

この葬祭業者に遺体搬送をたのむ時に打ち合わせをきちんとしていないと思いもよらぬ高額請求などのトラブルの原因となるかもしれません。

落ち込んでいるかもしれませんが、よいお葬式にするためにもどうか気をしっかりもってがんばってください。

病院から遺体を搬送する時に決めなければならないことや注意すべき点をまとめました。

病院から遺体を搬送する

病院の霊安室に遺体を置いてもらえるのは半日程度が目安です。

霊安室のない病院では通常の個室に遺体を安置することになります。

長時間個室ベッドを独占してしまうと病院にも迷惑をかけてしまいますので早めに搬送手配をしましょう。

病院からの遺体の搬送前に知っておきたい事

病院で亡くなった場合、すぐに葬祭業者の方が挨拶にこられます

霊安室の前で待機していることもありますし、病室から霊安室にはこぶ段階から葬祭業者の方がお手伝いをしているケースもあります。

葬祭業者の方はその後の通夜・葬儀の仕事を受注するために遺体の搬送を申しでてきますが、ここで3つ覚えておいてほしいことがあります。

葬祭業者と話す前に覚えておくこと
  • 見積もりをきちんと見せてもらうこと。
  • 断ってもいいこと。
  • 遺体搬送と通夜・葬儀を行う業者は同じでなくてもよいこと。

見積もりを確認

病院の都合としては、次の患者のためにも遺体はなるべく早めに送り出したいと思っています。

ですからスムーズに遺体搬送ができるように葬祭業者と提携、もしくは仲介していることがあります。

もちろんたいていの葬祭業者さんはきちんとしてくれるはずですが、中には必ずしも良心的な会社とはいえない場合があることも覚えておきましょう。

遺体を搬送する前には気落ちしていて、冷静な判断が難しいタイミングです。

その状態でいろいろな説明を受けることになるので、よくわからないまま依頼してしまう方も多いようです。

すべて葬祭業者の言うとおりに契約してしまい、あとになって想像もしていなかった高額な請求がくるというトラブルの事例もあります。

どのくらいの費用がかかるのか、見積もりをしっかり確認するようにしてください。

概算ですが、10km以内の場所に搬送する場合の基本料金は9000円〜1万6000円程度が目安のようです。

この料金に時間割増し・ドライアイス代・布団代・シーツ代・車種などオプションによって金額が変わります。

ドライアイス等の料金が基本料金の中に含まれている場合もありますし、基本料金が安いのにオプションの料金が高い業者もあります。

10km以内でも遺体搬送には総額2〜3万円程度はかかりますが、搬送料金があまりにも高い場合は明細を確認しましょう。

病院が提携・仲介している葬祭業者を断ることもできる

病院が提携・仲介している葬祭業者を断ることももちろん可能です。

事前に通夜や葬儀の打ち合わせや相談をしている葬祭業者があれば、そこへ連絡し遺体搬送をお願いしましょう。

事前に互助会で葬儀のための積み立てをしている場合はその積み立て金を使える業者に連絡して遺体搬送からお願いするのがよいでしょう。

遺体搬送だけをお願いしてもよい

遺体搬送の時にはいちどにたくさんの説明を受けますし、見積もりをみても比較する時間はありません。

判断が難しい場合は一旦遺体の搬送のみをお願いしましょう。

その時、葬祭業者の会館に遺体を搬送してしまうと、その後の通夜・葬儀も自動的にその葬祭業者にお願いすることになります。

少しでもゆっくり考えたい場合は一旦自宅に搬送し、通夜・葬儀の業者は改めて選定するようにすれば少しは落ち着いて考える時間ができます。

葬儀にかかる費用は高額ですし、後で不満を感じても業者をかえることができません。

とても混乱した状態で高額な契約手続きを進めなければならないので、よくよく注意してください。

遺体の搬送先・安置場所はどこにするのか?

地方と大都市圏では文化的な背景やとりまく環境が違うので遺体を安置する場所の選択肢に大きな違いがあります。

ご自身の環境にあわせて参考にしてみてください。

遺体の搬送先・安置場所として考えられる候補はいくつかあります。

遺体の搬送先
  • 自宅
  • 葬儀会館
  • 寺院
  • 火葬場の霊安室など
  • 遺体ホテル(大都市圏)

自宅

葬儀の前に故人を一度は生前に住んでいた自宅に帰してあげたいという遺族の声もよく耳にします。

仏間がある場合は遺体を仏間に安置します。

仏間がなければ、弔問客が入りやすい広めの部屋に安置しましょう。

葬儀会館

通夜・葬儀を行う葬祭業者が決まっている場合は、最初からその業者の会館に安置するとスムーズです。

安置室→法要室のように施設内で遺体を移動させるため、その後の遺体を動かす機会が少なくなります。

遺族の宿泊設備やその後の納棺や法要までの準備が整っているので、遺族の労力負担が少ない選択肢です。

寺院

お寺で葬儀をする場合はそのお寺の檀家であることが前提となります。

会場としてだけ場所を借りて、他宗派のやり方で葬儀をつとめるということは基本的にできません。

寺院で葬儀の場合、葬祭業者の方に祭壇の飾り付けや会場の設営等を頼むことが多いです。

その場合、お寺が指定する葬祭業者にお願いすることになるので、自分で手配するのではなくまずは住職に相談しましょう。

火葬場の霊安室など

公営の斎場の霊安室などで安置してもらう場合は場所や自治体、施設によって違いはありますが、以下のような条件がある場合があります。

  • 深夜の搬送ができない。
  • 線香やろうそくが使えない。
  • 泊まりや付き添いができない。
  • 面会時間が限定されている。

納棺した状態で預かることになるので、葬祭業者に棺もお願いすることになります。

遺体ホテル

大都市圏では火葬場の数が足りていないため、火葬できるようになるまでに1週間程度期間があいてしまうがあります。

自宅で1週間遺体を安置することは管理上の問題からも難しいことです。

かといって葬祭会館の霊安室には空きがない場合もあり、現代の都市部のニーズとして遺体ホテルという民間の遺体を安置できるホテルが登場してきました。

施設によっては小規模な通夜や葬儀をおこなうことができるところもあり、近年ニーズが高まっているようですね。

施設によりますが、一泊あたり5000円〜2万円ほどかかるので保管日数が長くなるとそれなりに費用がかかります。

病院から遺体を搬送するときに気をつけることまとめ

ご家族を納得のいく形で送り出すために、病院から遺体を搬送する段階での判断が重要になります。

家族が危篤になった時にやるべきことの記事でも紹介していますが、できるなら事前に葬祭業者の下調べをしておくことも大切なことです。

  • 見積もりをきちんと見せてもらうこと。
  • 断ってもいいこと。
  • 遺体搬送と通夜・葬儀を行う業者は同じでなくてもよいこと。

心身ともに疲弊している状態で聞いた事も無い説明を受けることになりますので、この3点をしっかり覚えておいて落ち着いて判断してください。